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【  2012年07月  】 

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感想、ご意見

未分類

2012.07.20 (Fri)

  拙作をお読みいただき、ありがとうございました。 感想やご意見、批評、その他ございましたら、こちらのコメント欄にお願いいたします。...全文を読む

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エピローグ

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  ――とある科学者の日記より抜粋―― 11月5日 今日、ニコツーについた。ドワンゴ南部に比べると、ここはやはり寒い。もう少し厚着をしてくればよかったか。 心を持つアンドロイドの視察、ということらしい。どうも国外ライブを慣行されたら困る連中が、うちの上層部にはいるようだ。 しかし、衛星中継で見た程度であるため、にわかには信じられない。人のように振る舞い、歌う。それはすごいことだと思うが、結局はそれも、プロ...全文を読む

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第17話 ココロ

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  レンは戦慄していた。こんなにも広いのか。ここが満員になるほど、人が集まるのか。 娯楽帝国と称されるニコツーが誇る、センタードーム。イベントが行われていない今はがらんどうだが、それでも首を回さなければ見渡せないその内部は、レンに衝撃を与えた。 君達が歌う場所を、知っていてほしい。覚悟もいるだろう。その上で、もう一度答えを聞かせてくれないか。美鈴にそう言われ、リンとレンはセンタードームを入場口から見...全文を読む

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第16話 明日への歌を

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  風を切って走るエアカーの中、バックミラーをちらりと見る。性別の違いがありながらも瓜二つな少年と少女が、そこに映っていた。 窓から身を乗り出さん勢いで、アレやコレやと質問を繰り返すレンと、彼が落ちたり対向車にぶつかったりしないように注意しながらも、レンの質問に自慢げに答えていくリンである。 微笑ましいなと思いつつ、懐かしい、とも感じる。リンと初めてセンタードームに出かけた時、外の世界を知らないリン...全文を読む

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第15話 鏡像の少年

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  おかしい。どうしてこんなことになっているのだ。リンは胸中で呟いた。 ここは自宅だ。秋山美鈴の研究所である。さらに細かく言えば、その1階に設けられた客間で、この家に住む人間とアンドロイドと時々遊びに来る友人達が憩う場所である。 そう、やはりこんな気分でここにいるのはおかしい。そう思ってみても、恐怖に近い緊張が解れることはなかった。 「…………」 視線の先で、桃色のロングヘアーが、空調の風の悪戯で少しだ...全文を読む

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第14話 路傍の花は空を知る

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  今日のカイトは、いつもとどこか違う。センタードームにある大型ステージの上手で、メイコは眉を寄せた。 何かが悪いわけではない。むしろ調子が良さそうだし、何か吹っ切れたような表情を浮かべているようにも見える。つまるところ、問題は何もないのだ。 (まぁ……辛気臭い顔で歌われるより、ずっといいんだけどね) あの青年には悩み癖がある。まだ心を得て日が浅いというのに、この先もそんな暗い顔をするつもりなのか、と...全文を読む

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第13話 心の霧

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  心から希望を奪われた人々に光明をもたらすべく作られた、歌を届けるアンドロイド――VOCALOID。彼らには今、例外なく『心』がある。 彼らが手に入れた『心』は、まさしく人の作り出した奇跡そのものであった。あくまで『人のように』振舞い、歌っていただけにすぎなかった彼らが、いまや1つの人格として、人と接し、歌い、泣き、怒り、そして笑っている。 彼らはもはや、『ヒト』なのだ。体は作り物で、そこに宿っているものが...全文を読む

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第12話 桃源の淑女

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  「――というわけで、だ。リン、また頼めるか?」 そんなことを言われて、いいえ嫌ですと答えられるわけがない。リンは憮然とした表情でそう思った。 マリー宅での楽しいひと時が終わり、彼女の父に家まで送ってもらった。今日は親友が家に泊まる番で、騒がしくも飽きない時間が待っているだろうと思っていたのだが。 作業用ベッドに横たわるのは、桃色の長髪が美しい美女だった。アンドロイド、であるらしい。それもヤンの私物...全文を読む

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第11話 想いは命の境界を超えて

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  夜空から届けられた月明かりは、エアフィルターを通り抜けて、ニコツーを照らす。一日中ネオンで彩られた繁華街では気づけない、母のような柔らかさを感じながら、ヤンは部屋の扉を閉めた。 ここに帰ってくるのは、一週間ぶりとなる。毎週日曜日のみ、実家となる小さいアパートへと帰省していた。 時計が23時を少し過ぎたことを表している。そちらを眺め、靴を脱いでから、ヤンは壁へと背を預けて溜息をついた。 バスルームに...全文を読む

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第10話 紅蓮の烈女

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  鮮烈な赤が、リンを焼いた。それが気のせいだと分かっていても、少女は身を震わせる。 燭台に灯された三本の蝋燭が、どこまでも遠慮がちに闇を照らす。光は周囲を包み込む闇に押し包まれ、それ以上広がることを拒まれているようにも感じた。 そんなわずかな光源であっても、この部屋は赤を感じさせた。黒い壁にかけられた深紅のカーテン、黒塗りのタイルの上に強烈な存在感をアピールする、朱色の絨毯。その上に鎮座する、色合...全文を読む

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第9話 紡ぐ絆

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  目を開けば、地平線を隠すほどの菜の花畑だった。 見た目は夕暮れ、だろうか。今自分が立つこの場所に時間の概念がないことを、リンは知っていた。半身を沈める赤い太陽は、いつになってもそれ以上沈むことはない。 ここに来るのは、もう何度目となるのか。カイトが心を得た日から、眠っている間はいつもこの場所を訪れている。 あるいは、訪れているという表現は間違っているのかもしれない。なぜならここは、リンの心の世界...全文を読む

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第8話 神の背を追う

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  (どうして……こうなった?) ひたすらに続く赤黒い大地、その先にある地平線を見つめて、立川オサムは考える。 戦争末期、弱小国が最後の足掻きとして、禁じられた兵器、核を使った大地。命ある全ての存在を否定する炎が、容赦なく世界を焼き尽くした。 生き残った人々は、民の血に怒り、家族の死に悲しみ、復讐という名の殺戮を再び繰り広げた。 ウイルス兵器。わずかに残った草木や昆虫達を死に至らしめ、戦争を根絶するた...全文を読む

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第7話 蒼天の青年

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

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第6話 海色の乙女

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  ビルとビルの間の細道にあるバーボンハウスには、朝の光はわずかしか届かない。そのうえ窓も1つであるため、太陽の日差しは全くないと言っても過言ではなかった。 外が明るいかどうかも、スモークが張ってあるような暗い窓では分かりかねた。目を開けたマリーが、まだ夜中だと思っても不思議ではない。 リンとマリーの2人は、テーブル席のベンチシートで眠っていた。ゆったり座れる大きさなので、体の大きくない2人にとって...全文を読む

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第5話 造り手たち

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  最低限の照明しかつけられていない研究フロアは、どこかもの悲しげな雰囲気を醸し出していた。しかし、それは研究に携わらない第三者の目から見る場合にのみ言えることなのだろう。 フロアに、白衣が2人。長い茶色の髪は、この研究所の所有者である、秋山美鈴。もう1人、男のほうは、薄汚れた白衣を着ている。目元に浮かべられている鋭さから、冷たい性格であることが窺えた。 2人は揃って、右目に装着するタイプである顕微...全文を読む

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第4話 月の姫が求めたものは

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  「自業自得です」 彼女にしては珍しく、冷たい口調だった。寝転がったまま天井を見つめて、美鈴は懐かしいなとも思った。 初めて彼女と会ったとき、同じような口調で話された。最近は影を潜めていたが、彼女にはそういった一面もあるのかもしれない。 起き上がろうとしたのに、無理やり押さえつけられる。近づいた顔は厳しいまま、リンはもう一度、突きつけるように言った。 「自業自得ですよ、美鈴さん」 「・・・」 額に...全文を読む

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第3話 ココロが繋がるそのときに

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  ようやく馴染んできた、リンの自宅となる研究所。1階の研究フロアに、ずいぶんと場所を取っているカプセルがある。 最近よくメンテナンスを受けるようになった、美鈴の開発したアンドロイド『MEIKO』が、その中で眠っていた。はたから見たら死んでいるようにも見えるが、ブレインとの接続を切られているのだから、あながち間違った表現でもない。 その隣のメンテナンス台で、リンは横になっていた。いつものようにブレインにケ...全文を読む

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第2話 私と同じ、私と違う

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  窓から西日が差し込む。照明はついているが、それによってかき消される夕日の色がもったいないなと、リンは感じていた。 あの奇跡から2週間弱。彼女はようやく慣れてきた研究所暮らしで、最近彼女の親代わりとなった女科学者に、ブレインをいじられている。その女はといえば、今もディスプレイを不機嫌そうな顔で睨み、もういっぱいになっているというのに、灰皿に煙草を押し付けていた。 天才科学者、秋山美鈴。性格はぶっき...全文を読む

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第1話 奇跡の少女

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

  薄暗く、埃っぽい部屋の中で、男達は望む物を探していた。 崩れかけた研究施設。個人の所有だったのだろう、ベッドが2つと、研究所として必要な最小限の施設が並べられている。どれも、今の時代では見なくなったものばかりだ。 遥か太古のもの、それこそ動くブラウン管のテレビ等が見つかれば、それなりの価値はあるかもしれないが、ここにある物はどれも中途半端で、彼らの「お宝」にはなりえなかった。 「そのメインコンピ...全文を読む

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プロローグ

ココロ~another future~

2012.07.20 (Fri)

 プロローグ 自身の体内、その心臓部にあるコアが、機械的な唸りを上げるのを感じた。いつもの目覚め。彼女の鼓動は、彼女のみが感じ取れる。あるいは他の誰かがいれば、この音が聞こえたのかもしれない。 体を起こす。異常はない。彼女を作り上げた科学者の腕は、相当なもののようだ。 光源は、窓から射す光のみ。音は自分の起動音のみ。どこまでも限りなく無機質な部屋だった。 彼女のメインプログラムとなる、人間の脳ともい...全文を読む

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プロフィール

ラミトン

Author:ラミトン
ニコニコ動画で公開中の楽曲『ココロ』を基に、小説を書いています。
IDをお持ちで見たことが無い方は、ぜひご覧になってください。すばらしい歌ですから(*゚ω゚)

作曲者であるトラボルタ様の許可は頂いてあります。感謝!

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